−僕の好きな車達−

NISSAN


スカイライン

R31(7thスカイライン)

     

↑デビュー当時の4ドアHT。C32をスポーティにした感じ。インパネも共通部分が多い。

昭和60年8月デビューの7thスカイライン。ハイソサエティな時代に振り回されて、R30から一転して「ソフトマシーン」になってしまった(フォルムはR30とも似てるんだけどね)。この車が出た時、僕は中学2年生でまだ運転する楽しさとかを知らなかったのでR30よりも内・外装の質感が高くなってC32ローレルに近づいた事で、「マークU対抗機種が増えてハイソカー好きには面白い選択肢だ」なんて思ったりした(昔からのスカイラインファンはがっかりしたのでしょうが・・・)。僕はどうもローレルに近いスカイラインが好きな様で(もちろん正当派のも好きなんだけどね!)、僕にとってはジャパンあたりもそんな感性が適用されていると思う。僕がC32ローレルに乗っている時、同時期に幼なじみの友達が7th4HTのGTパサージュツインカム24ターボに乗っていて、良く2台でツルんで走ったりもした。同じ所に「NISSANステッカー」を貼って、GX71マークU系ばっかりの中、ささやかなひねくれ色を出していたのが懐かしい!

↑友達の7thとツーショット。人も車も仲良しです!

昭和61年に追加された、2ドアクーペも最高に格好良い!(僕だったらC32をGTS−R仕様みたいにしたい!)ケツがでかいので、後ろ姿もド迫力! 

↑Gr.Aで活躍した800台限定のGTS−R。


R30(ニューマン・スカイライン)

↑4気筒DOHC・FJ20搭載の異端児、RS(前期)。

昭和56年デビュー。車の形がガラッと変わった時期で、ジャパンとは随分趣を異にする。コイツの顔付きやシルエットが今のスカイラインまでずっと尾を引いていると思う。ニューマンが出た頃、うちもスカイライン(ジャパン)だったので、親父も興味を持って試乗会にも連れていってもらった。ウエッジシェイプでシャープなスタイリングとケツのでかさ、真後ろから見た時のピラーの寝かたがとても格好いいなぁと思ってました。が、この頃の日産車の特徴か、軽量化に力を入れていた様で、内装は結構チャチかった(この頃はスカイラインだけじゃ無いけどね!)。青年となって峠にギャラリーに行く様になってからは、このでかいケツをガードレールにぶつけそうなくらい、振り回しているのを見て、とても感激した覚えがあります。当時は(特に末期は)周りのライバルに較べて随分汗くさく感じたけれど、今見ると「熱血スカイライン」として、改めていいなぁと思う。今乗ってるジャパンには無い「DOHC」という響きも素敵だ!

↑現在ジャパンにお乗りの高知のたけさんから頂いた画像です。以前乗っておられた鉄仮面ターボCの出走前の勇姿です!「戦うマシン」感に溢れています。やっぱりRSは、こういうステージが似合いますね!


GC210・211(スカイライン・ジャパン)

 

↑いずれも前期。左が2ドアHTのGTで右は4ドアセダンのTI。

昭和52年8月デビュー。親父も当時、新車で乗っていて、現在僕も乗っている。僕の車に対する興味を促進させた功労者(車?)である。詳しくは僕が旧車オーナーになるまでのコーナーを見て頂きたいと思います。このジャパンはもう一世代前のケンメリと同様、排ガス規制・オイルショックの犠牲者で、Rと名の付くモデルが無く、デビュー時はケンメリの後期型と全く同じSOHCのNAというパワートレーンで揃えていた(L20・L18・L16)。後期型になると430セド・910ブルに続く国産第3弾のターボモデルが追加され、走りのスカイラインへの復活の兆しが見え始めた。しかしながら子供だった僕には走りは関係無く、「スカイラインだから速いんだ」くらいの感覚で形さえ格好良ければ良かった。GT系の優しい顔立ちには強者の余裕が感じられ、チョット上目使いで愛らしい。ロングノーズでシャープなサイドビューは設計者櫻井真一郎氏も「ナイフで切り裂いた様なシルエット」と称するものだ。デザインのキーとなったイメージは「真っ白い雲と青い海が果てしなく続く海岸べりを、疾走していく一台の車・・」だったそう。思わず納得!というのはひいき目カナ?

  

↑左が中野さんのジャパン。シャコタン・チンスポ・ヒロッパネの80年代ルック!右はたうちさんの珍しい前期TI。ノーズが短くて可愛らしい!

  

↑左が岐阜に住むN氏のジャパン、後期の前期ルック。彼はこの他にも2台所有!左はMyジャパン、前期GTの4ドアです。