−僕の好きな車達−

ＮＩＳＳＡＮ

フェアレディＺ

Ｚ３１

↑前期の２００ＺＧ。ＶＧ２０ＥＴ搭載で１７０馬力（グロス）を発生、当時のＳＯＨＣターボとしてはトップクラスでした。

昭和５８年デビュー。先に出たＹ３０と同じ、ＶＧ系のＶ６エンジン搭載となる。スタイリングはロングノーズ・ショートデッキのアメリカンスタイルで、Ｓ１３０からのキープコンセプトだった。しかし顔付きはＳ３０・Ｓ１３０と続いた独特の丸目から、セミリトラクタブルヘッドライトになった。あえてオーソドックスなリトラで無いのが、なんとなく「Ｚらしい」顔付きを生み出していると思う。コイツは３００ＺＸになるとテールのガーニッシュも赤（２００は黒）で、国産ではブレーキランプが繋がっている様に見えるデザインは初めてだったと思う。小学生だった僕はとても心惹かれたが、実際には光らなかった（社外品では光るキットが発売されてたけどね）。Ｖ６搭載となりサイズもでかくなったため、リアルスポーツと言うよりは、グランドツーリングカー的な性格の方が強くなってしまった感があったが、後の昭和６０年にはＲ３１スカイラインに搭載された、ＲＢ２０ＤＥＴ（直６ツインカムターボ）のセラミックターボ版を積んだＺＲ系も追加され、ピュアスポーツとしてのＺのイメージも取り戻した。

↑コレがＺＲ系（前期）ＶＧ系との違いは、ボンネットのスクープと黒くてスパルタンな内装。

僕としては、Ｚ３１なら、角張った前期の方が「オリジナル感」があって好き。エンジンはＶＧ３０ＥＴ搭載の３００ＺＸで、沈んだポジションに座り、ずらりと並んだオレンジメーターを見上げて「ヴォロヴォロヴォロ・・・ガリュオオオオオオオ！」と音を立てて全開で加速したらムチャクチャ格好良いと思う！

↑地元の友達のノリさんから頂きました。１０年来の念願であったＺ３１を最近手に入れました！珍しい２００ＺＧの２シーター・ＭＴです。スーパーボルクが時代にマッチしてます！

Ｓ１３０

↑後期のＺ−Ｔターボ。マンハッタンカラーはつとに有名（コイツは逆マンハッタン）。

昭和５３年デビュー。大ヒットとなった名車Ｓ３０のキープコンセプトで登場した。デビュー時はＬ２８とＬ２０のＮＡというラインナップだったが、５６年にＬ２０ＥＴ（ターボ）が追加となる。Ｔバールーフを採用したのも、このＳ１３０が初めてだった。とにかく小さい頃から「Z」はスポーツカーの代名詞だった。当時、他のメーカーでここまでスポーツカー然とした形の車は無かった（ＲＸ−７や２代目セリカＸＸはまだデビューして無かった）。よく親父と母親が「歳を取って子供が手離れしたら、夫婦でフェアレディに乗りたいね」なぁんて言ってた。すごく素敵な言葉だった。その後まだ、実現されてはいないが（今はセダンでスポーツカーみたいなアリストＶ３００に乗っているのて今後も無いかも知れないが・・・）是非実現して格好良い夫婦を気取って欲しいなと思う。

↑四国のマナブさんから頂きました。以前乗られていたＳ１３０です。極太マーク�Vに引っ張りタイヤがイカしてます！マンハッタンカラーが綺麗ですね！